どんなもの?
シンプルで効果的なアルゴリズムに焦点を当てた、MOTの実用的なアプローチ。 IDスイッチの数を従来手法より45%減らすことが出来た。
先行研究と比べてどこがすごい?
SORTのパフォーマンス向上のために、外観情報を統合している。
技術や手法のキモはどこ?
カルマンフィルタとフレーム毎の関連づけを行うために、「マハラノビス距離」と「コサイン距離」を導入している。そして最終的に荷重和の結合をしている。
外観特徴量を得るためにCNNを使用
どうやって有効だと検証した?
- MOT16ベンチマークで性能を評価している。
- 検出器にはFaster-RCNNを使用。
- 同じ検出結果をSORTで使用している。
- MOTA, MOTP. MT, ML, IF, FMを使って評価
- SORTと比較すると、 IDスイッチの数は1423から781に減少している。
議論はある?
オンラインのMOTAスコアの性能はSOTAじゃない。
次に読むべき論文は?
ByteTrack, StrongSORT, BotSORT